読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Cリファレンスマニュアル

書評

S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル

S・P・ハービソン3世とG・L・スティール・ジュニアのCリファレンスマニュアル

  • 作者: 3世,サムエル・P.ハービソン,ガイ・L.,ジュニアスティール,3,Samuel P. Harbison,Guy L.,Jr. Steele,玉井浩
  • 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本
  • 購入: 9人 クリック: 110回
  • この商品を含むブログ (20件) を見る


寝る前や電車の中でちまちまと読んでいましたが、一昨日読み終わりました。全部頭に入ってるわけではないし、その名の通りリファレンスなので、これからも幾度となくお世話になりそうですが。


本書はCの言語仕様について詳細にまとめられた数少ない名著です。特にC99についての解説がこれほどまでに豊富なものはなかなかないでしょう。Cの構文や文法、スタイル、ライブラリについてはもちろんのこと、伝統的C*1や規格C*2の間にあるたくさんの差異について非常に細かくこれでもかというくらい述べられています。


僕が大学生の頃、C言語の本と言えばK&R*3が定番で、初心者に薦めるにはちょっとアレだけど、そうでない人は必ず読むべきと言われるほどでした。ただ一方でK&Rは今となっては少々内容が古くなってしまっていてあまりオススメできないという声もありました。そういう意味ではCについて詳しく知りたい人にはK&Rよりも本書を薦めたいと思えるくらいの一冊です。

*1:本書ではANSI Cの規格が出来る前のC、主にK&RK&Rに独自拡張を加えた数多くのベンダの実装を指す。本書では非規格Cと呼ばれている箇所もある。

*2:C89、C95、C99

*3:[asin:4320026926:title]