RPGとワールドマップ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: Video Game
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僕の記憶が正しければFFで最初にプレイしたのはIVだった。
当時のFFはゲームバランスがさほど崩壊しておらず、よほどレベルを上げすぎない限り、
中盤以降のボス戦は苦戦必至で、最近と違い、ちゃんとした戦略を立てる必要があったし、
少なくとも、13〜20回連続攻撃だとか、THE ENDのような100%デスみたいなものは皆無だった。
話をIVに限定すると、ダークバハムートはおそろしく強く、四天王やデモンズウォールなど、
強敵には事欠かないし、当時はとても楽めたのを覚えている。
というかFFに限らず、黄金期のスクウェアのRPGのボス戦はまさに死闘だった。
というわけで、もう十分楽しんだと思っていたのだが、当時小学校低学年だった自分は
まともにストーリーを理解(しようともし)していなかったので、そのへんの補完にとDS版を
買ってプレイするとことにした。
とまあ、FFIV DS版の感想はまた日を改めて、というかクリアしてから書くとして、お題の内容に入ります。
ワールドマップ
RPGでは長きにわたってダンジョンや町とは別にワールドマップというものが存在している。
そう、プレイヤーが歩き回るあのミニチュアの世界地図みたいなヤツだ。
町や城が小さいよとか陰口を叩かれつつも、ワールドマップはプレイヤーを世界に溶けこませるのに一役買っていた。
個人的にワールドマップがRPGにとって重要だと思うのは以下の理由だ。
プレイヤーは自由に世界を旅しているんだと感じることができる
FFからワールドマップという概念が消えたのはXからだ*1。いや、ワールドマップ自体はあったが、
ミニチュアの世界地図の上を歩くことはなくなったし、飛空艇は事実上DQのルーラだった。
ワールドマップのないRPGは世界自体が狭く見えるし、決められた道をずっと辿っていっているように感じるので、
上記のような体験ができないのだ。例え、リアル指向じゃないと言われようがワールドマップのないRPGなんてつまらない。
*1:XIとXIIはやってないので知らない