Mercurialのファイル無視設定


ソースコードなどのバージョン管理をしていると、一部例外としてバージョン管理の対象に含めたくないファイルが出てきます。
例えば、makeコマンドで生成される実行ファイル、etagsで生成されるTAGS、またEmacsが生成する一時ファイル(末尾に~が付いたファイルや各種拡張が生成する一時ファイル)などがあります。

Mercurialだとリポジトリのルートディレクトリに.hgignoreというファイルを作成して無視したいファイルを記述するといいようです。

.hgignore

syntax: glob
*~
.semantic.cache
.DS_Store
TAGS

正規表現による指定もできます。

syntax: regexp
^t

ファイル無視の設定を一ヶ所にまとめる

上記のやり方だと一つのリポジトリにしか設定が適用されないので、
ホームディレクトリに以下の.hgrcとさっきの.hgignoreを作成するとよいでしょう。

.hgrc

[ui]
ignore=~/.hgignore