Lua
地元の本屋に寄った際に「入門Luaプログラミング」を買った。
Luaは、つい最近までは「アプリケーションに組み込むための言語」、「小さくて動作が軽い」ぐらいの認識だったんだけど、実際に使ってみると、これがなかなかいい感じ。言語自体の簡潔さもさることながら、(メタ的な意味で)拡張も可能だし、C、C++との連携もシームレスにできる。それでいて、ソースコードの行数が2万行に満たないのが素晴らしい。(versionは5.1.4)
READMEに以下のような記述がある。
Lua is a powerful, light-weight programming language designed for extending
applications. Lua is also frequently used as a general-purpose, stand-alone
language. Lua is free software.
そう、LuaはLL(light-weight programming language)である、と書かれている。LL(と呼ばれている言語)と言えば、メジャーなものだとPerl、PHP、Python、Rubyが挙げられるが、LuaにおけるLLと上記4言語におけるLLの意味は明らかに違う。Luaはまさに量的(もしくは動作的)な意味で軽量で、上記4言語は生産性的な意味で軽量という扱いになっている。*1まあ、そもそもLLの定義なんて明確なものがないからこれを以ってLua以外はLLじゃない、と言う気はない。ただ、少なくとも上記の4つが辞書的な意味でlight-weight(軽量)だと言う人はいないだろう。
- 作者: 上野豊
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/12/22
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