ブラクラの思い出

- アーティスト: MELL,高瀬一矢,G.M.S.
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/06/14
- メディア: CD
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なんか随分前から買おう買おうと思いつつ、すっかり忘れていたのだけど、今日ようやく買った。
この曲はアニメ「ブラックラグーン」、通称「ブラクラ」の主題歌なのだけど、
聞いていたら最初にブラクラの原作を読んだときのことが頭に浮かんできた。もう5年も前のことだ。
注:以下の文章は一部、表現が誇張されています
大学受験が一段落し、京都で一人暮らしが始まるという期待と不安でいっぱいだった、
2003年3月下旬のこと、ある友人が1冊の漫画を持ってきた。
彼とは保育園からの腐れ縁で、真面目な優等生ではあるが如何せん変わった奴であった。
ほかにも普段からよく遊んでいた友達も僕の家に遊びに来ていた。
みんなで集まって遊ぶのはこれが最後であろうと思い、昔話に花を咲かせたり、
またいつかみんなで会おうと誓い合ったりなんてことはなく、みんないつもどおりだった。
そんな中、彼は「このマンガがおもしろい」と言って頻りに読むように薦めてきた。

- 作者: 広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/12/12
- メディア: コミック
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昔から彼がおもしろいと言ってるものは僕にとっておもしろかったためしがなく、
軽く流していたのだが、あんまり薦めるのでとりあえず、読んでみた。
・・・・・・・・・・・・・・・
運び屋?何で日本のサラリーマンが海賊に襲われてるんだ?
何でメイドが手榴弾持ってるのwというか何だ、このヒロイン、口が悪いな・・・etc
まあ、今読むとなんとも思わないのだが、当時の自分にはなんか色々と
信じられない世界が広がっており、正直なところ、かなり引いた。
そして、平静を装いつつ、こう聞いた。
俺:「で、結局どのへんがおもしろいんだ」
彼:「この作者は闘うお姉さんを描かせたら日本一なんだ」
「駄目だこいつ…早く何とかしないと…」と言いたいところだが、
このフレーズは当時はまだ開発されていなかった。
で、大学に入って心が荒んだからからかはたまは単に免疫ができてしまったから
なのかなんだかんだで2巻3巻と買っては読んで「ヒロインはレヴィじゃなくて
ロックです」なんて言うくらい楽しむようになっていたけど、
刊行ペースがすごく遅いので、一時期は完全に忘れていた。
それからさらにしばらくすると、いつの間にかアニメ化していた。
あ〜、そういやそんなものあったなあと思いつつ、あれ放送できるの?
というのが正直な感想だった。そして古本屋に行って1巻から読み直して
ブラクラの面白さを再確認した。
ああ、あと、とりあえず、日本編のレヴィと銀さんの決闘はやっぱり
アニメも原作と同じように神社でやってほしかったと今更言ってみたり。